2015年のGWに白馬主稜に登ってから次に登るのは鹿島槍ヶ岳東尾根と決めていた。
春の後立山連峰は痛快そのものである。麓にはサクラが咲き、早春の花が咲き、山には残雪がたっぷりある。
登攀の対象となる岩峰は第一岩峰が3ピッチ、核心の第二岩峰が2ピッチと資料にあるのだが、実際に行ってみると雪が詰まった
第一岩峰はフリーで抜け、第二岩峰は渋滞の中、1ピッチで抜けた。
それでも、鹿島槍ヶ岳の綺麗な双耳峰を見ながらのクライミング、傾斜が50度ほどありそうな雪壁、トラバース、ナイフリッジと次々と続く様は爽快であった。
また3日間におよぶ晴天で、思い出深いGW山行となりました。

s-2017.05.03-05 鹿島槍ヶ岳 121

s-2017.05.03-05 鹿島槍ヶ岳 065



5/3 大谷原から歩き出す、鹿島槍ヶ岳が遠望出来た。
s-2017.05.03-05 鹿島槍ヶ岳 005

30分ほど林道を歩くと赤布があり、そこから東尾根に取り付く。カタクリが満開である。
s-2017.05.03-05 鹿島槍ヶ岳 011


本来なら藪漕ぎがあるのだが大した事はなかった、急登を登りきると稜にでた。
東尾根の始まりである、桧の大木にうっとりしながらたんたんと進めていく。
s-2017.05.03-05 鹿島槍ヶ岳 019


樹林が桧からブナに変わる。
s-2017.05.03-05 鹿島槍ヶ岳 025


森林限界を過ぎると一ノ沢ノ頭に着く。鹿島槍ヶ岳の全貌が見えてきた。
s-2017.05.03-05 鹿島槍ヶ岳 044


天幕の予定である二ノ沢ノ頭まで雪壁、雪庇、ナイフリッジと刻々と状況が変わり気が抜けない。
s-2017.05.03-05 鹿島槍ヶ岳 056

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s-2017.05.03-05 鹿島槍ヶ岳 065

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ドーム状の二ノ沢ノ頭に着いた、早速テントを張り宴会。
のちにこの狭い平坦地に我々を含め8個のテントが並ぶ。トイレする場所もままならなかった。
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そして夜が更けていく・・・
5/4 真っ暗な中、登攀渋滞を避け一番に出発、爺ヶ岳を後方に収め、朝一番で雪壁を登る。
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いよいよ第一岩峰が迫ってくるが、後方から他のパーティーも追っかけてくる。
本来なら慎重にロープを出す所だが、ルンゼに雪が詰まりフリーで登る。ここでダブルアックスを巧みに使う女子2名に抜かれた。
中段でフィクスロープを張り後方を支援した。
s-2017.05.03-05 鹿島槍ヶ岳 099

急な雪壁を尾根まで登る。
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ここから第二岩峰まで危険なトラバースが待つ。
ピックを刺し、前爪だけのトラバース
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危ないのでロープを出した。
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後方を見ればこんな感じのトラバース 絵になります。
s-2017.05.03-05 鹿島槍ヶ岳 121

いよいよ核心の第二岩峰。おもったより高さがないので1ピッチで抜ける事に決めた。
s-20170506_170513_0012.jpg


凹角からチョックストーンを抜ける所が被っており皆、苦労している。
s-20170506_170513_0010.jpg

全装備を担いでの登攀は苦しいものがあるが気合で抜けた。
と言うよりも以外にあっさりと通過出来た。
そこからは気持ちのいい雪稜を歩く。
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標高2842mの北峰に着く。白馬岳を従える後立連峰が美しい。
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双耳峰の南峰ももうすぐだ。
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これで登攀も終了、営業している冷池山荘まで歩く。小屋でビールを買い赤岩尾根を下っていく。
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高千穂平で最終のテント泊となる。
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5/5 最終日も天気が良かった
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対岸に見える東尾根を見ながら大谷原まで戻った
s-2017.05.03-05 鹿島槍ヶ岳 190
 

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