黄金に輝く、錦繍の涸沢を眼下に見ながら 北アルプスのクライミングを楽しみました。
前穂高岳北尾根、その美しいスカイラインは日本三大岩稜の一つです。夏にもう一つの日本三大岩稜 剱岳八ツ峰に挑みましたが
あえなく途中で撤退、今回は二日間の好天に恵まれ、最高の登攀になりました。

剱岳八ツ峰もそうでしたが、私はあえて困難な末端から取り付く事に意味があると思い実行に移しました。
通常北尾根は5・6のコルから取り付きますが、8峰から過激な藪漕ぎを経て山頂に向かうルートです。

10/08 上高地~徳沢~屏風のコル~八峰~七峰(ビバーグ)
10/09 ビバーグ地~三峰(登攀)~前穂高岳山頂~重太郎新道~岳沢小屋~上高地

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紅葉が見ごろのこの時期、一年でもっとも上高地が賑わう時期でもあります。
大混雑する上高地を尻目に先を急ぎます。2時間後、徳沢着。ここからトイレも水場もありません。
二日分の水、一人4リットルの水をザックに詰め込み、重くなったザックを担ぎ標高差1300mを登っていきます。
新村橋を過ぎると北尾根の稜線が見えてきました。まだまだ遠いです。
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中畠新道の分岐に着きました。以前何度か通った奥又白池への分岐です。
今日はパノラマコースへ登高していきます。
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歩き出して6時間30分、ほぼコースタイム通りで屏風のコルに着きました。
樹林帯の中から飛び出した大展望、錦上の奥穂高岳から槍ヶ岳までの稜線がとても素晴らしい!
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屏風のコルからの動画です。



この景色を見れるだけも十分すぎるほどいい山行だ。
何度も写真を撮りました。
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いよいよここから北尾根の末端に取り付きます。
前方に見えるのが八峰。すぐに藪漕ぎが始まります。
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八峰から五峰までは道がありません、ルートファイティグしながら激藪に入っていきます。
藪漕ぎなので写真はありません。・・・・ 八峰に着きました。ちっさなテントが張れるスペースがあります。ここの展望も素晴らしいです。
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今日は7峰まで。辛うじてテントが張れました。 テントは持ってきましたが、軽量化の為 マットもシュラフもありません。

10/9 真っ暗な中、4時に行動開始。ヘッドライトを灯しながらのクライミングは注意が必要。
暫くすると大雲海が広がっていました。感無量
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眼下に涸沢が見えます。
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日が昇ります。
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5峰の手前まで来ました。
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朝日を浴びる5峰。
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5峰の途中から6峰を振り返る。
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富士山 遠望。
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4峰は崩れやすい岩場、踏み跡は薄く、道はかなり不鮮明。
道を間違え事故も多い場所、慎重に進みます。
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3峰まで来ました。ここからはロープクライミング。装備を装着して登攀開始。
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クライミングシューズはありません。慎重に進めます。
4ピッチを終了。全部で6ピッチに分けました。
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3峰最終ピッチは難易度の高いⅣ級の直登ルートをチョイス。被った岩峰を乗り越え、無事3峰制覇。

2峰はコルに下る懸垂下降。
思ったより短くあっけなく終わる。
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前穂高岳山頂より2峰を振り返る。
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前穂高岳山頂
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山頂からは重太郎新道を下ります。今回は登山靴ではなく薄っぺらいアプローチシューズで来たので激下りのコースは堪えます。
岳沢小屋周辺の紅葉がまっさかり、最後も素晴らしい景色に魅了されとても気持ちいい北アルプスクライミングでした。
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